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英語フォントの選び方とおすすめサイト|デザイン別に見る英語フォント活用のポイント

英語フォントの選び方を徹底解説。おしゃれで読みやすい英語フォント、筆記体フォント、海外デザインで人気のフォント、無料で使えるおすすめサイトまで、デザイン別に紹介します。

英語フォントの選び方とおすすめサイト

デザインにおいて「フォントの選択」は印象を決める最も重要な要素の一つです。特に英語フォント(英語フォントの選び方)は、ウェブサイト・ロゴ・ポスター・SNSデザインなど、どんなシーンでも雰囲気を左右します。
本記事では、「英語フォントの選び方」から、「おしゃれな英語フォント」「筆記体フォント」「無料で使える英語フォント」までを徹底解説し、さらに
海外デザインでよく使われる人気フォント
やおすすめサイトも紹介します。


1. なぜ「英語フォントの選び方」が重要なのか

デザインにおけるフォントは、単なる文字の形ではなく「感情」や「世界観」を伝える重要なツールです。
たとえば、同じ文章でも次のように印象が変わります。

  • Serif(セリフ体):上品でクラシックな印象(例:Times New Roman, Georgia)
  • Sans-serif(サンセリフ体):モダンでシンプルな印象(例:Helvetica, Roboto)
  • Script(筆記体):華やかで女性的、または手書き風の親しみやすさ(例:Great Vibes, Pacifico)
  • Display(装飾体):強い個性を持ち、タイトルやロゴに最適(例:Lobster, Bebas Neue)

フォントを正しく選ぶことで、デザインの「方向性」が明確になります。
つまり、「英語フォントの選び方」はデザインの完成度を左右する最初のステップなのです。


2. 英語フォントの種類と特徴

2.1 Serif(セリフ体)

文字の端に小さな飾り(セリフ)が付いたクラシックなフォント。
用途:書籍、新聞、上品なブランドロゴなど。
代表的なフォント

  • Times New Roman
  • Georgia
  • Baskerville

おすすめポイント:読みやすく信頼感を与えるデザインに最適。


2.2 Sans-serif(サンセリフ体)

飾りのないモダンでクリーンな印象のフォント。
用途:ウェブサイト、アプリUI、ミニマルなデザインに。
代表的なフォント

  • Helvetica
  • Arial
  • Roboto
  • Open Sans

おすすめポイント:視認性が高く、どんな場面でも使いやすい万能フォント。


2.3 Script(筆記体 英語フォント)

手書きのような流れる線が特徴。優雅さや温かみを演出します。
用途:結婚式招待状、女性向けブランド、カフェのロゴなど。
代表的なフォント

  • Great Vibes
  • Pacifico
  • Dancing Script
  • Allura

おすすめポイント:特別なメッセージや装飾的なデザインに最適。


2.4 Display/Decorative(装飾体)

個性的な形状で、タイトルやロゴに使うフォント。
用途:広告、YouTubeサムネイル、ブランドロゴなど。
代表的なフォント

  • Lobster
  • Bebas Neue
  • Playfair Display
  • Raleway

おすすめポイント:印象的なビジュアルを作りたいときに効果的。


3. デザイン別に見る!英語フォント活用のポイント

3.1 ミニマルデザイン

キーワード:シンプル、洗練、現代的
おすすめフォント:Helvetica Neue、Roboto、Lato、Montserrat
ポイント:余白を活かし、文字のバランスを重視。サンセリフ体がベスト。


3.2 ナチュラル・手書き風デザイン

キーワード:温かみ、柔らかさ、親しみやすさ
おすすめフォント:Pacifico、Amatic SC、Dancing Script
ポイント:手書き風の筆記体英語フォントを使うことで、優しい印象を与える。


3.3 高級感・クラシックデザイン

キーワード:上品、伝統、信頼感
おすすめフォント:Baskerville、Playfair Display、Cormorant Garamond
ポイント:セリフ体を使用し、文字間隔を広めに設定して高級感を演出。


3.4 おしゃれ・ファッション系デザイン

キーワード:モード、トレンド、海外感
おすすめフォント:Didot、Futura、Raleway、Bebas Neue
ポイント:「英語フォント おしゃれ」を狙うなら、海外ブランド風のフォントが効果的。


4. 英語フォントを選ぶときのチェックポイント

  1. 目的に合っているか
    → 企業ロゴに手書き風フォントは不向き。用途を明確に。

  2. 読みやすさを重視する
    → 特にWebデザインでは、長文に装飾体は避ける。

  3. ライセンスを確認する
    → 商用利用が可能かどうかを必ずチェック。

  4. 文字数・ウェイト展開の豊富さ
    → 太字・斜体など、バリエーションがあると汎用性が高い。


5. 無料で使える!おすすめ英語フォントサイト

5.1 Google Fonts

https://fonts.google.com
→ 無料で商用利用可。ウェブフォントとしても導入しやすい。
おすすめ英語フォント:Roboto、Lato、Open Sans、Poppins


5.2 Font Squirrel

https://www.fontsquirrel.com
→ 商用利用可能な英語フォントを厳選して紹介。
特徴:カテゴリー別に検索しやすい。


5.3 DaFont

https://www.dafont.com
→ 筆記体、装飾体など個性派フォントが豊富。
注意:商用利用の可否はフォントごとに確認が必要。


5.4 Behance & Dribbble

→ 海外デザイナーが作成したオリジナルフォントが見つかる。
特徴:海外デザインで使われるフォントのトレンドを知るのに最適。


6. 海外デザインで使われる人気フォント一覧

デザインタイプ フォント名 特徴
モダン系 Helvetica Neue 無駄がなくクリーンな印象
高級ブランド系 Didot ファッション雑誌でも定番
カジュアル系 Pacifico 柔らかく親しみやすい筆記体
テック系 Roboto Googleが開発した万能フォント
クリエイティブ系 Bebas Neue 太字でインパクトが強い
ミニマル系 Lato どんな場面にもマッチする汎用性

7. フォントの組み合わせ例(英語デザインでの実用)

用途 組み合わせ例 解説
ブログ・メディア Playfair Display + Lato 見出しと本文の対比が美しい
ブランドサイト Bebas Neue + Open Sans 力強さと読みやすさを両立
女性向けサイト Great Vibes + Raleway 優雅で柔らかい印象
ミニマルWeb Montserrat + Roboto シンプルでモダンな構成

8. まとめ:デザインを引き立てる英語フォント選びのコツ

  • 「目的×雰囲気」で選ぶ:フォントはメッセージの延長線上にある。
  • 英語フォント おしゃれを狙うなら海外ブランドのトレンドを参考に。
  • 筆記体 英語フォントは装飾的に、見出しやロゴに限定して使う。
  • 無料フォントサイトを賢く使い、商用利用可能なものを選ぶ。
  • 海外デザインで使われるフォントを取り入れて、ワンランク上の仕上がりに。

フォントは「デザインの声」です。
正しい選び方を理解すれば、どんな作品でも印象を大きく変えることができます。
あなたの次のデザインに、ぜひお気に入りの英語フォントを取り入れてみてください。


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9. 英語フォントを使ったデザイン事例から学ぶ

ここでは、実際のデザイン事例を通して「どのように英語フォントを選ぶと効果的か」を学びます。
フォントの選び方を理論だけでなく、具体的なケースから理解することで、自分のプロジェクトにも応用しやすくなります。


9.1 ブランドロゴデザイン

たとえば、COACHDIORのロゴを思い浮かべてみてください。
彼らが採用しているフォントはクラシックでありながら、洗練された印象を持ちます。
これは、セリフ体フォントが持つ「伝統と信頼」のイメージを巧みに利用しているからです。

  • 使用例:Playfair Display、Didot、Baskerville
  • 印象:高級感・信頼性・エレガンス

ポイント:セリフ体はラグジュアリーブランドに欠かせないフォント。文字間のバランスを丁寧に調整することで、上品な余白を演出できます。


9.2 SNSバナーやポスター

SNSや広告バナーでは、短い言葉で「視覚的インパクト」を与えることが求められます。
そのため、Display(装飾体)フォントが効果的です。

  • 使用例:Bebas Neue、Anton、Oswald
  • 印象:大胆・エネルギッシュ・視認性が高い

ポイント:フォントサイズを大きく取り、背景とのコントラストを意識する。タイトル部分はインパクトを重視し、本文はシンプルなフォントを選ぶのがコツ。


9.3 カフェ・ショップ系のデザイン

手書き風フォントを活かした、温かみのあるデザインがトレンドです。
ナチュラルで親しみやすい印象を与えたい場合は、筆記体英語フォントが最適です。

  • 使用例:Pacifico、Allura、Lobster
  • 印象:柔らかい・親近感・カジュアル

ポイント:筆記体は多用すると読みにくくなるため、店名やキャッチコピーなど部分的に使用すると効果的です。


9.4 ミニマルデザインのWebサイト

最近の海外サイトでは、装飾を極力省いたミニマルデザインが主流です。
サンセリフ体の中でも細めのウェイトを使用することで、静けさと洗練を表現できます。

  • 使用例:Lato、Montserrat、Poppins
  • 印象:洗練・現代的・整理された印象

ポイント:文字のサイズと余白を均等に保ち、「整然さ」を意識する。フォントカラーは黒やグレーなどの落ち着いた色が最適です。


10. 英語フォントと日本語フォントの組み合わせ方

デザインで英語と日本語を併用するケースも多いですが、このときのフォントの相性は非常に重要です。
フォントが合っていないと、全体の調和が崩れ、プロフェッショナルな印象を損なってしまいます。


10.1 調和を重視した組み合わせ

  • 英語フォント:Lato、Roboto
  • 日本語フォント:Noto Sans JP、源ノ角ゴシック
    → 両者ともモダンで中庸な印象。WebサイトやアプリUIに最適。

10.2 クラシックな印象を出す組み合わせ

  • 英語フォント:Playfair Display、Baskerville
  • 日本語フォント:源ノ明朝、Noto Serif JP
    → 書籍・雑誌・ブランドロゴなど、上品さを求める場面に最適。

10.3 カジュアルで親しみやすい組み合わせ

  • 英語フォント:Pacifico、Amatic SC
  • 日本語フォント:Rounded M+、UD デジタル教科書体
    → 手書き風デザインやカフェメニューなどにおすすめ。

11. 「英語フォント 無料」で探す際の注意点

無料フォントを使う際には、デザインの自由度が高い一方でライセンスに注意する必要があります。
間違って商用利用禁止のフォントを使ってしまうと、著作権トラブルになることもあります。


11.1 商用利用の確認方法

多くのフォントサイトでは、次のような表記でライセンスが区別されています。

表記 意味
Personal Use Only 個人利用のみ可(商用不可)
Free for Commercial Use 商用利用可能
Donationware 寄付を推奨する無料ライセンス
Public Domain / Open Font License 完全に自由な利用が可能

ポイント
特に「DaFont」など海外サイトでは「Personal Use Only」のフォントが多いため、商用案件では「Google Fonts」や「Font Squirrel」を選ぶと安心です。


12. デザインを格上げするフォント選びのテクニック

12.1 文字間(カーニング)を意識する

フォント自体のデザインも重要ですが、文字間隔を整えることでプロのような仕上がりになります。
特にロゴデザインや見出しでは「詰めすぎない」「リズムを作る」ことがポイントです。


12.2 ウェイトの使い分け

同じフォントでも「Bold」「Regular」「Light」などのウェイトを組み合わせることで、情報の階層を表現できます。
見出しに太字、本文に細字を使うことで読みやすさが格段に上がります。


12.3 背景とのコントラストを考慮する

明るい背景に薄いフォントを使うと可読性が下がります。
文字色と背景の明度差を意識して、視認性を確保しましょう。


12.4 トレンドを取り入れすぎない

流行のフォントを使うのも良いですが、デザインの目的に合っていなければ逆効果です。
英語フォントの選び方の基本は「自分のデザインが何を伝えたいか」に常に立ち戻ることです。


13. 海外デザインから見る英語フォントのトレンド

海外のデザイン業界では、フォントの流行が数年ごとに変化します。
最新のトレンドを理解することで、よりグローバルに通用するデザインを作ることができます。


13.1 セリフ体の再評価

ミニマルデザイン全盛の中でも、クラシックなセリフ体が再び注目されています。
高級ブランドやファッション系サイトでは「伝統 × モダン」の融合がキーワードです。


13.2 太字・極太フォントの人気

見出しに強い存在感を出すための太字フォント(Display系)が再び増えています。
Bebas NeuePoppins Boldは特に人気です。


13.3 可変フォント(Variable Fonts)の普及

1つのフォントファイルでウェイトや幅を自由に調整できる可変フォントが増えています。
これにより、Webサイトの表示速度を維持しつつ、柔軟なデザインが可能になりました。


14. まとめ:英語フォントの選び方でデザインは変わる

最後にもう一度、この記事のポイントを整理しましょう。

  • 英語フォントの選び方は、目的と雰囲気を軸に考える
  • おしゃれな英語フォントは海外ブランドやトレンドを参考に
  • 筆記体 英語フォントは感情的・装飾的な表現に最適
  • 英語フォント 無料サイトを活用し、商用利用可能なものを選ぶ
  • 海外デザインで使われるフォントを研究することで、完成度が上がる

フォントはデザインの「声」であり、「印象」を決定づける要素です。
適切なフォントを選ぶことで、あなたのデザインはより伝わりやすく、美しく進化します。


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